y3b5の備忘録

忘れそうなお仕事メモを書くようにしています。

WindowsXPが起動中にエラーメッセージが出て再起動を繰り返す。

WindowsXPが起動中にエラーメッセージが出て再起動を繰り返すPCの復旧。

メッセージ内容

「lsass.exe コンポーネントが見つかりません」
Exception Processing Message C0000135 Parameters 10010 764cbf7c 764cbf7c 764cbf7c

状況

  • 前回起動時の構成 ⇒NG
  • セーフモード ⇒NG
  • デバッグモード ⇒NG

LenovoのPCだったので電源投入後にF11キーを押し、Lenovo付属ソフトの「Rescue & Recovery」を起動させたところ、「Rescue & Recovery」は起動した。
(時間のない人は、解決編まで読み飛ばして)

調査開始

どうやら、3つのパターンに分けられそう。
1.ウイルス
ウイルスは、2004年から2006年あたりに出回っていたみたい。2009年現在では終息?
2.HDDの故障
chkdsk /R で治った事例あり
3.レジストリ
レジストリハイブの差し替えで治った事例あり

chkdskをやってみる

HDDをPCから抜き出して、外付けHDD化してやってからchkdskをかけてみた。
そしたら、残念な結果が。。。

ドライブ上の軽度な矛盾をクリーンアップしています。
ファイル 0x9 のインデックス $SII から使用されていない 21 インデックス エントリを消去しています。
ファイル 0x9 のインデックス $SDH から使用されていない 21 インデックス エントリを消去しています。
21 未使用のセキュリティ記述子を消去しています。
0x1000 バイトの、オフセット 0xb8c2e000 に書き込まれたデータと読み取ら
れたデータが異なります。
ディスク領域不足のため、セキュリティ記述子のデータ ストリームを修復できません。
CHKDSK はファイル データを検査しています (ステージ 4/5)...
ファイル データの検査を完了しました。
CHKDSK は空き領域を確認しています (ステージ 5/5)...
空き領域の検査が終了しました。
ファイル システムに問題が見つかりましたが、それを修正することはできませんでした。

内容はよく分からないが、治ってないと判断しよう。

解決編

Lenovoの「Rescue & Recovery」には、イベントログの表示という機能が付いていた。
そこで、イベントログを確認してみたら、起動しない原因らしきものを発見!

(抜粋)

ソース:Ntfs
種類:エラー
イベントID:55
説明:ディスクのファイルシステム構造は壊れて使えません。chkdskユーティリティを
ボリュームC:で実行して下さい。

ソース:Application Popup
種類:情報
イベントID:26
説明:アプリケーションポップアップ:Windows - 壊れたファイル: ファイルまたは
ディレクトリ \WINDOWS\System32\msprivs.dllが壊れており、読み取ることができません。
CHKDSKユーティリティを実行してください。

だそうで。

外付けHDD化して該当ディレクトリを見たら、msprivs.dllがなかったので、別のPCから
ファイルをコピーしてあげたら、ちゃんとWindowsXPが復活した。

今後

chkdskが失敗しているので、HDDの寿命は短いか?
早めにHDD交換したいけど、他人のPCなのでそこはおまかせにしよう。